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立退き事例集

手持ち資金に余裕がない中での交渉依頼。
物件所在地 埼玉県与野市 世帯数 三世帯
賃料 4.8〜5.8万円 交渉期間 2ヶ月

 離婚により夫から慰謝料として築30年位のアパートを取得したOさん(女性)は、その一室で居住するかたわら今後の生活設計を考えていた。敷地の一部を売却し、それを建築資金に充当することにより自宅併用マンションを建設し、その賃料収入を今後の生活の糧とすることに考えが及んだ。そんな時、たまたま新聞広告に掲載されたA社の建築プランが目に止まり、早速A社の担当者M氏からさまざまな事について説明を受けた。その説明の中で立退きの問題がOさんの前に大きく立ちはだかっていた。M氏は50才半ばの女性にとっては立退き交渉は相当にハードであり、神経もタフネスでなければ出来ないと判断し当社を紹介した。早速Oさん・M氏・当社で今後の交渉のやり方等について初回の打ち合わせを行い、立退き交渉に入った。

 入居者のNさんは公務員であり、当社の経験上かなり難航するのではという予感があった。案の定、当初は拒絶反応を示していたが、当社の粘り強い説得でOさんの立場をよく理解してもらい、納得してもらった。ただ、居住歴が長かったので他者より割高の立退き料で合意書を締結した。Uさん夫婦の場合、夫がミュージシャンであり部屋で楽器演奏をするので、大きい音を出しても問題がない移転先を確保できるかどうかが最大のポイントであったが、近隣で古い戸建が確保できたので合意が完了した。

 Yさんは最近離婚し別居したばかりだが、当アパートの契約当事者は別れた奥様であり、奥様と接触を持ち続けることが難航した。仮に合意に達した場合でも立退き料は奥様に渡り、立退くのはYさんということで、その保証・担保をどうするかについて腐心した。結局奥様の身内に第三者的な立場をとる保証人になってもらい解決した。


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